2023年10月15日 美肌の原点は洗顔にあり
毛穴レスで、輝きがあって、赤ちゃんのようなプルプルした弾力がある肌。
年齢を重ねるほど、これが理想的な肌だとすごく実感している今日この頃。
シワやシミ、もちろん嫌だけれど、こんな理想的な肌をしていたら、その魅力の方が勝ってしまい、それらが目に入ってこなくなるのかもね。
さて、そんな理想肌を作るにはどうしたらよいのか。
年代によってメソッドは違うけれど、まずはスキンケアの基本である「洗顔」に今回はフォーカスしてみよう。
1.洗顔料について。
これはあくまでも私の見解と感想であることを最初に言っておいて・・・
固形石鹸か洗顔フォームか。
それぞれの良さがあり自分が良いと信じるものを使うのが一番だと思うのですが、ちなみに私は固形石鹸派。洗顔フォームのあまりの泡立ち力(=界面活性剤^^;)が気になりちょっと怖くなってしまい、私の身体と魂がどうも受け付けない。
それに比べ、固形石鹸は、PHがアルカリ性であるため洗浄力が強いからか?洗い上がりの肌のくすみが消えキラリンと輝く気がするのですよ。そして、簡単に泡立ってしまう洗顔フォームよりも、丁寧に細かく 綺麗にな~れ、綺麗にな~れ と呪文をかけながら泡を立てていく作業が、綺麗を作っていく気がするのであります。
ただ、ここで付け加えておくことは、固形石鹸であれば何でもよいということではありません。石鹸も機械で大量生産されているようなものについては、殆ど美容成分は含まれていないので、日々美肌を気にしている方は気にしなければいけません。
固形石鹸も作り方がいろいろあり、丁寧に何か月もかけて作られるようなものは、価格的には高くなりますが、きっとお肌にも良いはずだと思います。
界面活性剤を現代の生活から排除しようとしても、台所洗剤、衣類洗剤、歯磨き粉、ヘアシャンプーなどキリがなく入っているから、ムリ。
体内に及ぼす影響、環境汚染など諸説あり本当のところはわかりえないけれど、一番気にするお顔だけは、それらの心配をせずに、逆に使用せずして綺麗になるなら断然「固形石鹸」が良いのかな。
※界面活性剤については、ヘアシャンプーも気になるところ。
これについては、サフォクリニック白壁先生がとっても詳しく書かれていますよ。
https://www.sapho-clinic.com/column/staff-blog/2410/
2.洗い方について
これは書くまでもなく、毛穴の汚れや黒ズミを取ろうとゴシゴシ擦っていけませんね。洗浄料の泡で十分汚れを吸い取ってくれているので、泡を置くだけでも本来は十分ですが、豊富な泡で優しく優しく撫でるように、または上からプッシュするだけでOK。小鼻の脇、頭ぐらいはちょっとさすってもいいのかな。
そして、すすぎは十分に。最低30回はぬるいと感じるくらいのぬるま湯で流します。
冷たいお水は毛穴が逆に締まってしまうので最後に。髪の毛の生え際も洗い残しがないように注意が必要ですね。
また、「42歳になったらやめる美容、はじめる美容」の著書 茂田正和先生曰く、メイクしていてもしていなくても、洗顔料で洗う際、そのまま洗顔料をつけるのではなく、まず水洗いをして簡単な汚れを取ってからにしなさいと書かれています。汚れが付いたまま洗顔料でくるくる落とすことはいけないとのこと。なるほど。
3.石鹸コレクション
石鹸制作のお仕事の一環でいろいろな石鹸を参考までに収集したので、それぞれ私なりの感想を書いてみます。
- KOTOSHINA
グリーティーソープ リッチ 50
https://kotoshina-kyoto.com/products/000050
茶の実オイルが鹸化原料油中50%配合というだけあり、オイルで洗ってるって感じの、なんか新しい感触。洗顔後はしっとりで、肌が柔らかくなる感じ。
- DIOR
プレステージ ル サヴォン
DIORの最高ラインプレステージの石鹸。
なんと、Diorスキンケアラインの中で、この石鹸だけは日本製! Dior社も石鹸作りは日本製を認めているのかな。3か月熟成させていると聞けば、気品高さもさらに感じさせてくれる。
ローズのこの華やかな香りは、このページで紹介している中では、私は一番好き。
洗面所がこの香りで埋め尽くされて、とっても幸せな気分♪
洗い上がりは、しっとりな上に、お肌が光る感じがあるのは気のせいかしら。
透明なソープ皿も付いて、肌も気分も幸せに導いてくれる、さすがDIOR プレステージ。
- 資生堂 クレ・ド・ポー
シナクティフ サボンn
https://www.cledepeau-beaute.com/jp/F471.html?cgid=products-skincare
クレンジングと洗顔がこれ1本でOK。
購入する際、美容部員に「本当に1回の洗浄でお化粧が落ちるのですか?」と伺った際、「落ちます!」と自信たっぷりだったものね。
あと、気になった一言が。
「泡立ちネットは使わないでください。手の中で、10回くらい回して、それから少しお水を加えながら泡を作っていってください」と。
本当に落ちるのかと不安だったけれど、完璧に落ちていました。
ただ、それだけ洗浄力が強いせいか、最初の2回くらいはちょっとだけ肌が痛いというかヒリっと来たので、長い時間放置はせず、さっさと流しました。
その後使用しても、慣れたせいか、全然痛みもチクチクもなく。
ちなみに、この石鹸は、メイクした夜しか使っておりませぬ。
シナクティフのやはり華やかなローズの香りは、湯舟に浸かって間、脇に置いておくだけで、バスタイムもエンジョイできます♪
蓋つきのケース付きで、石鹸の形にまでこだわっていて、資生堂の自信ある意気込みが製品に出ています。
- HACCI
はちみつ洗顔せっけん
https://hacci1912.com/disp/item/HS01080HA/
はちみつ10%以上配合だけあり、肌触りはやさしく、洗い上がりもしっとり。
噂では皇室の方がご愛用されているとか・・・?
はちみつ大好きな私はこれも◎!!
- オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー
中性せっけん
https://buly1803.jp/collections/savon-supefin
『サヴォン・スゥペールファン チュベローズ・デュ・メキシク』
ビュリーのブティックやパッケージは、19世紀のパリのエスプリがそのまま引き継がれていて、とっても個性的。それぞれの製品は、とても大事に使いたいと思わせるそんな神々しい雰囲気を醸し出している。
植物をベースにした昔からのレシピを引き継ぎつつ開発してきたことが感じられます。
石鹸をあえて中性せっけんと言っていて、
「従来のせっけんよりも低刺激な界面活性剤を使用しているため、より肌本来のpHに近いというメリットがあります。〈サヴォン・スゥペールファン〉は敏感肌にも安心してお使いいただける処方です。」と書かれています。
なんと箱を開けただけで、部屋中に香りが直ちに拡散してしまうほどで、パリの華やかな雰囲気を東洋の果ての日本のバスルームで満喫できちゃうかな。
この石鹸のページは、サイト上ではボディケアのジャンルに紹介されているので使用の仕方は人それぞれかも。
ちなみに、私はとっても優雅な香りに包まれながら前身に。
石鹸にはイニシャルの刻印も入れられるから、お友達へのプレゼントにはとっても喜ばれるかと思います。
★オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーのHistory
以上、最近の石鹸コレクションをお届けいたしました。
ご自分の肌と相談してベストな洗顔料を見つけてくださいね。
また、これはその辺にはない、隠れた銘品と自信たっぷりの石鹸があれば
是非是非教えて頂きたいです!