小澤ひろみ | Hiromi Kozawa | クレオパトラも愛用した？Gold　Beauty

2023年10月30日クレオパトラも愛用した？Gold　Beauty

Posted at 18:21h in Beauty, Cosme, esthethic by hiromi.eshd

投資の世界では、昔から戦争が起きている時に強いのは「金」と聞いていて、何年か前に少ないお金を増やそうと金を買っておこうかと考えているうちに、案の定どんどん値を上げ、今やここで買っても大丈夫？と迷ってしまうくらいに高騰し続けている。

あちこちで戦争が起き、これからの社会に不安が増すにつれ、皮肉にも金の価格は上がる傾向にある。

今はそれでも買いなのか、だれか教えて欲しいわ～

さてさて、金の美容法といえば、古代エジプト時代から高い美肌効果があると知られており、あのクレオパトラも金の糸を使った美容術を行っていたと言われていたとのこと。

日本でも美容整形において、『金の糸リフトアップ』施術が行われていて、メスを入れるリフトアップ手術よりも体の負担も少なくダウンタイムもほとんどなく出来るということで、アンチエイジングの人気メニューの一つである。

金の糸（ゴールデンリフト）の歴史は、その先駆者である高須クリニックによると・・・

下記ページに詳しく書かれていますが、主なことを記しておきます。

https://www.takasu.co.jp/operation/common_ope_collect/goldlift.html

現在の、金の糸（ゴールデンリフト）を使ったエイジングケアに通じる施術が最初に行われたのは、1969年のフランス。

ジーン・コークス医師は科学的根拠に基づいて、髪の毛のように細い金の糸（ゴールデンリフト）を皮膚に埋め込み、肌にエイジングケア効果を与える手法を開発しました。その後、1977年のイタリアで、ハダオルによって技術改良がなされ、1992年にオレネス.Pが首とあごの皮膚の下に金の糸（ゴールデンリフト）を入れる手法を開発すると、ヨーロッパに広まりました。

この施術法は現在の金の糸（ゴールデンリフト）の原形となっています。

医学的根拠に基づいた施術

高須クリニックでは、東京大学医学部形成外科との共同研究で金の糸治療の実験を行ってきました。

2011年に実験結果が論文にまとめられ、権威ある美容外科学会誌「Aesthetic Surgery Journal」が掲載されました。

論文では、金の糸を背中の皮膚の中に一定期間埋め込んだラットを皮膚を切り出して顕微鏡で観察すると、金の糸の周囲にコラーゲン繊維が明らかに増えていることを報告しています。この実験結果によって、金の糸治療の効果に医学的根拠があることが証明されました。

学術論文　https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21385746/

※金の糸リフトは、一旦入れたものは除去することは難しいとのこと、

　また、金属のためエステメニュー（イオン導入やその他）が出来なくなることを念頭に

　お医者様とのカウンセリングを十分にしてから施術をお受けになることをお勧め致します。

このように、医療でも認められているGoldですが、化粧品としても人気で、こちらも様々な効果が立証されているよう。

化粧品の材料として使われる金箔。

その美容材料メーカーとして代表的な『箔一』様によると

ここ数年、専門機関の研究によって金箔（※保湿成分）に肌の保湿や弾力性アップの効果が期待できることがわかってきました。また、見た目も大変に華やかで、精神面にもよい効果があるとも言われています。近年では大手化粧品メーカーでも金箔が採用されるなど、注目される美容材料となっています。

https://www.hakuichi.co.jp/story/detail.php?id=2280

そして、臨床的にも認められているとのこと。

臨床的にも認められる、美容材料としての金箔

専門の検査機関において、金箔の美容効果についての実験を行いました。この実験で、20歳～59歳以下の女性に、金箔を含む化粧水と含まないものをそれぞれ顔の左右に塗布してもらい、その比較を行いました。その結果、肌の保湿性を表す皮膚水分量、および肌の弾力性を表す皮膚弾力性（戻り率）において有意な改善が確認され、金箔による効果が示唆されたと報告されています。この報告書によれば、金箔が人に与えるリラックス効果や被膜様効果による改善だと考えることができ、金箔を含有させた化粧水を用いることは、美容学的に価値のあるアプローチだと期待できる、と結論付けています。（出典：診療と新薬　51号より）